近赤外線CMOSカメラシリーズ

高精度な近赤外線撮影を実現するCMOSカメラ

近赤外線CMOSカメラシリーズは、可視光線をカットし、近赤外線の撮影に特化した白黒CMOSセンサーを搭載しています。 近赤外線パスフィルタを採用することで、目に見えない情報を鮮明に可視化し、産業分野におけるさまざまな検査や分析の精度を向上させます。 このシリーズのCMOSセンサーには、信頼性と精度の高いSonyおよびonsemi製のものを採用し、幅広い用途に対応しています。

CMOS（Complementary Metal-Oxide-Semiconductor）とは、低消費電力と高感度を両立させる優れた技術です。 CCD（Charge Coupled Device）と異なり、CMOSセンサーはそれぞれのピクセルで信号処理が行われるため、高速な読み出しが可能で、動きのある対象物の撮影にも適しています。 また、CMOSは回路集積化が進んでいるため、効率的なデータ処理が可能であり、システム全体のコストダウンも実現します。 このため、特に産業用カメラにおいては、高速性とコストパフォーマンスの観点から選ばれることが多く、幅広いアプリケーションに適しています。

また、USB2.0インターフェースに対応した「近赤外線CMOSカメラWOMシリーズ」もラインナップしております。

【サイズ】
・外形寸法：50(W)x47(H)x42.7(D)mm
・質量：約150g
※レンズ、三脚板、突起部含まず。
【付属品】
USBケーブル、標準ビューワソフト、デバイスドライバ、SDK(ソフトウェア開発キット)、商品説明書(PDFファイル)
【共通仕様】
レンズ：Cマウント、電源電圧：DC5V(USBより給電)
【オプション】
Cマウントレンズ、２次元計測ソフトウェア、動画ファイリングソフトウェア