ARTCAM-9701UV

紫外線領域での可視化による高精度な表面検査

ARTCAM-9701UVは、200〜1000nmの広範な波長範囲で高感度を発揮する紫外線カメラで、一般的な可視光を超える紫外線領域の検出を可能にします。このカメラに搭載された高性能なCMOSセンサは、従来のCCD/CMOSカメラや人間の目では捉えられない対象物を可視化し、微細な表面の傷やしみ、むらなどを鮮明に映し出します。特に、紫外線(UV)照明との組み合わせによって、通常では見逃しがちな表面の異常や欠陥も検出可能となり、産業用カメラとして検査や品質管理などの用途に最適です。

紫外線（UV）は、人間の目には見えない短波長の光で、産業分野ではその独特の波長特性を活用して、可視光では見えない素材の性質や欠陥を検出する手法が一般的です。 ARTCAM-9701UVは、200nmという深紫外領域から1000nmの近赤外領域までカバーすることで、表面のわずかな変化を映し出す精密な検査が可能です。

【サイズ】
・外形寸法：50.0(W)x47.0(H)x42.7(D)mm
・質量：約110g
【付属品】
標準ビューワソフト、デバイスドライバ、USBケーブル、SDK（ソフトウェア開発キット）
【共通仕様】
レンズ…Cマウント（付属しません）、電源電圧…DC5V（USBポートより給電）
【オプション】
Cマウントレンズ

型式	分光感度特性	インターフェース	センサタイプ	画素数	センサメーカー	検出波長帯 (nm)	シャッタタイプ	光学サイズ	出力画素数 (H)×(V)	有効撮像面積 (mm) (H)×(V)	画素サイズ (μm) (H)×(V)	フレームレート	シャッタスピード (秒)
ARTCAM-9701UV	分光感度特性はこちら	USB3.0	CMOS	130万	Gpixel	200～1000	ローリング	1型	1280×1024	12.49×9.99	9.76×9.76	25fps	37μ～2

・形式をクリックすると説明書がご覧いただけます。

その他UVカメラとの仕様比較

型式	分光感度特性	インターフェース	センサタイプ	画素数	センサメーカー	検出波長帯 (nm)	シャッタタイプ	光学サイズ	出力画素数 (H)×(V)	有効撮像面積 (mm) (H)×(V)	画素サイズ (μm) (H)×(V)	フレームレート	シャッタスピード (秒)
ARTCAM-487UV	分光感度特性はこちら	USB3.0	CMOS	810万	SONY	200～1000	グローバル	2/3型	2848×2848	7.8×7.8	2.74×2.74	38fps	0.1m ～26m
ARTCAM-407UV-WOM	分光感度特性はこちら	USB2.0	CCD	150万	SONY	200～900	グローバル	1/2型	1360×1024	6.74×4.83	4.65×4.65	12fps	16.9μ ～0.08
ARTCAM-2020UV-USB3	分光感度特性はこちら	USB3.0	CMOS	400万	Gpixel	200～1100	ローリング	1/2型	2048×2048	13.3×13.3	6.5×6.5	21.5fps	112μ～2
ARTCAM-2020UV-CL	分光感度特性はこちら	CameraLink	CMOS	400万	Gpixel	200～1100	ローリング	1/2型	2048×2048	13.3×13.3	6.5×6.5	11.5fps	42.32μ～2

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